片恋いコントラスト -way of parting- 第二巻　感想(ネタバレ有)

三巻クリアのついでに一巻二巻もクリアして感想を書こうという企画もこれで最後。
(再プレイなので感想は短め)

#はじめに
#第二巻の関係図
#各攻略キャラ別感想
#まとめ

#はじめに

第二巻の攻略キャラは後輩：檜渡鈴太郎と先輩：桐阪保。プレイ開始時点で主人公は両名とも面識はありません。
攻略キャラ二人共冴子が大好き！を前面に出しているので、とても恋愛しているなと感じることが出来ました。
恋愛話を楽しみたいのなら片恋いコントラストの中では二巻を一番オススメしたいですね。

#第二巻の関係図

f:id:marufujisan:20181230185735p:plain — 片恋い第二巻関係図まとめ

画像提供：http://charat.me/

今回の攻略キャラ同士は第一巻と違って犬猿の仲です。
タイプも異なり鈴太郎は直情型、
保はスチャラカそうに見えて実際はやることは抜け目なくやるちゃっかり者。

共通点は二人共知り合う前から冴子が好きであること。

三角関係編の彼視点で、お互い存分に言い合ってたシーンはとても印象に残りました。
それだけ彼らも必死だった証拠です。このシーンは楽しかったですね。

#各攻略キャラ別感想

【鈴太郎】
冴子を意識したのは半年前に寝顔を見た時。一目惚れです。
お試し彼氏として冴子と接点を作り、その後正式に恋人同士となります。

好きな相手には全力投球して行く姿勢が目立つ彼ですがそれ以上に凄い点は、
冴子に振られたにもかかわらず諦めず再度接点を持とうとする姿勢です。
彼のガッツはスポーツ精神の賜物なのかは分かりませんが、スマートな保にはない誇るべき長所ですね。

バイタリティー溢れる彼ですが、それが悪い方向に出てしまう事も多かったです。
例えば
冴子に夢中すぎて鈴太郎のことを一途に思う園本さんの気持ちに気づかない、
冴子の気持ちを聞きたいがために嘘をつく、
冴子に再度お近づきになりたくて友達にならないかと話を持ちかける　等。

軽率な行動が目立ちました。子供っぽいというか年相応というべきか…

私個人としては可愛い行動だなと思いますが、冴子の事を思うと
これ以上振り回さないでおくれ( ；∀；)
とヒヤヒヤしながら眺めておりました。

【保】
冴子と出会いはまだ中学生の頃。
体調不良で倒れそうな保を心配して保健室まで連れて行ったのが冴子でした。
当時の冴子は今以上に人を避けていたので保の顔を見ないまま保健室まで連れていきます。
普段顔の良さを目当てに近づいてくる女の子ばかりを相手にしていた反動もあって
顔で判断せず純粋に心配してくれた冴子が印象に残った様子。

鈴太郎と別れた後冴子はもう二度と恋はしないと誓うわけですが、
沈んでしまった冴子に恋は楽しいものだと教えてくれたのは保でした。

保は初恋編からずっと冴子をそばで見ていたこともあり冴子のちょっとした変化にも敏感です。
私の一番好きなシーンはバレンタインでチョコを手で差し渡す所。
今まで好きだと伝えてもそっけない態度を取るばかりの冴子が気持ちを素直に表したのは保でなければできないことです。

保の姿勢に感化され鈴太郎への気持ちも薄れかけた頃、
保に惹かれているのに気づいた冴子は保に惹かれている事は認めても、気持ちが固まるまで待ってくれ(意訳)と残酷な告白をします。
それでも嫌な顔せず笑顔で冴子を待ち続けてくれる保に私は泣いてしまいました。一途すぎる…尊すぎる。