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ル・コルビュジエといえば……なんでしょう?私はピロティ好きの建築家

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国立西洋美術館
公式サイト:ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代 | 世界遺産 国立西洋美術館開館60周年記念

「国立西洋美術館開館60周年記念 ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」を観覧してきましたよ!
場所は国立西洋美術館。
観覧日(2019.03.23)開演前は3月下旬にもかかわらず最高気温が7℃。
そんな寒空の下で開演時間を並ぶ列に並んでまいりました。
コルビュジエ展は毎度人気だねー。

#油絵の展示が多い

副題が「絵画から建築へ」ですし、ある程度は覚悟しておりました。
実際絵画の展示が多かったです。

私は油絵にあまりいい思い出ないのです。
匂いに敏感なのであの油絵の独特の匂いが駄目で。美術部出身のくせにね(笑)

それに建築学科出身の私からすると建築学科に入って最初に目につく建築家は「サヴォア邸のコルビュジエ」って方が多いと思うので(私の勝手なイメージです)、
彼の展示なら模型がメインかなーと思っていたのですが実際はそうではありませんでしたと。ちょっと肩透かしでしたね。

油絵の内容は身近な静物画が多かったですね。
取り立てて関心のある内容はありません。
あえて好みの絵を選ぶのならば「透明なガラス瓶」が描かれている絵画が良かったですね。

透明なので当然そばにある静物がガラス瓶に映り込みます。
その色の濃厚さが、嫌味のないバランスの取れた描き方でした。
幾何学的なデザインに魅了されたコルビュジエのなせる技ですね。

音声ガイダンスは声優の諏訪部順一さんでした。
音声ガイダンスで最後に触れたコルビュジエ本人の言葉にもあった、普段から身近なものを描くことをやめないというコルビュジエ。

彼は絵を描き始めた当初は幾何学的なデザインに魅了され、その手法を誇示していました。
しかし様々な影響を受け、中盤以降はその幾何学的な絵を自然とも一体化できるよう模索しました。

その結果がかの有名な「サヴォア邸」のディティールに繋がっていました。
普段から努力は不可欠なのだと改めて実感されられましたね。
彼の姿勢はとても勉強になります。私も日々勉強はしないとだねー。

#模型に関して

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模型
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19世紀ホール
19世紀ホールに飾っている模型とホールの撮影はOKでした。
みんな大好きサヴォア邸は一番奥の部屋に飾っているため撮影不可……だとぅ!?
肝心なサヴォア邸も撮らせてくれよー!!うーん、残念!

模型は有名な大学が手がけていることもあり緻密に作られていましたね。
サヴォア邸の模型に関しては、周辺の地形も作り込んでほしかったのが本音です。
ごちゃごちゃした都会ではなく自然に囲まれた場所にこの別荘は佇んでいるのだという事実を伝えてほしかったです。

#戦利品

こういう展示会があると必ず余計なものを買ってしまうのが私です。
限定品に弱い性格なんとかならないかな……というわけで戦利品もといお土産を晒します。
(余談ですが戦利品とはオタク用語でもあり、イベント会場で売っている商品を購入し晒すことが目的の一つとなっております。)

といっても私は自分のお土産を買う時は実用性を第一に気にしますので、基本的に使えるものしか買いません。

まずはマグネット。
色合いが後期の絵よりきつくない、中期の頃の作品が描かれていますね。
会社で使います。サイズもちょうどいいですね。

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マグネット

クリアファイル
コルビュジエといったらサヴォア邸ですから、このクリアファイルは手に入ってよかったですね。

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クリアファイル

ペーパークラフト
唯一実用品以外のもの。展示数は少なかったものの彼の手がけたインテリアグッズも人気ですからね。これも会社に飾ろうと思います。

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ペーパークラフト

#まとめ

絶対観に行った方がいいのは建築学科やそれに準ずる学生諸君。
あとは絵画に興味のある人も「こういう作品もあるのか」程度に見ると参考になると思います。
うーん、でも絵画に興味のある人は常設展の方が参考になるかも(笑)

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