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文章が劇的にウマくなる「接続詞」 の感想文

最近はネタがない時は読書感想文って傾向になってきましたね。すいません。
もうヲタメインのブログじゃないね。ジャンルを雑記ブログに変えます。
でもライラ2巻の感想は明日upします。ヲタをやめたわけでは断じてないのだっっ!
というわけで以下一応ネタバレなので閉じます。

文章が劇的にウマくなる「接続詞」 (アスカビジネス)

文章が劇的にウマくなる「接続詞」 (アスカビジネス)

普段思いつくまま適当に書いているので、少しは勉強したほうがいいと思い購入……したわけではありませんw
樺沢紫苑先生から毎日送られてくるメルマガでこの本がオススメされ、気になったから購入しました。
私ってば人に影響されやすいなぁ~テヘペロ。

とはいえ、結果的に購入して良かったと思います。
なぜならば、接続詞が用途ごとにまとめられているので、辞書のようにして使うことが出来るからです。

気になった点

いくつか挙げてみましょう。

第一に「実例があること」

これによりダラダラ説明されるよりも理解が深まりました。
たとえばP58~59の「ところが/しかし」の使い方。
どちらも後述の変化を強調したい場面で使いますが、「ところが」の方がより劇的な変化を表現するというのです。

9回表まで0対10で負けていた しかし 9回裏に11点を入れて大逆転勝利

9回表まで0対10で負けていた ところが 9回裏に11点を入れて大逆転勝利

言われてみれば「しかし」を用いるよりも「ところが」を用いるほうが単調な文章には見えません。
特に物語を書いている時は「ところが」を使ったほうがインパクトは大きいかもしれません。
接続詞1つで変わるなんて言葉はすごいですね。

学生の頃お勉強サボっていたワテクシには慣れるまで時間がかかりそうですが、なんとか物にしたいところです。

第二に「図解があること」

すべての例に図解があるわけではない点はちょっと残念ですが、図解があるところは理解も早いですね。
いくつかの図解を見て感じたのは、基本的に前述よりも後述を大事に表す接続詞が多かった点が気になりました。

日本語って前よりも後ろに大切な事を挙げがちですよね。
英語みたいに最初に大事な点を書いたほうが効率いいと思うのだけどなあ。

第三に「助詞が一番難しかった!」

接続詞の項目は割とサクサク読めたのですが、最後の最後に出てくる「助詞」のコーナーは掴みが難しくてちんぷんかんぷんでした。アワワワ

例えばP196の「が」と「は」の違いは私もミスしがちだと自負している点です。

①岡崎さんが家を買った。

②岡崎さんは家を買った。

①の前に来る質問は、「誰が」家を買ったかどうか。
②の前に来る質問は、岡崎さんは「何を買ったか」。
を問われます。
問われている目的が違う。だから選ぶ助詞も違うのですね。

言われてみれば分かるけど、気分アゲアゲ状態で文章を書いている時、
助詞に注意しているかと入れたら私はNOです。
だからこそ見直しは大事なのねー。

まとめ

結論として、1回読んだだけで文章を書くのがウマくなるわけがないですね。
本書を手元に置きながら文章を書き、たまにきれいな日本語の書かれた新刊でも読み、
プロの言葉選びを真似し、
自分で使えそうな物はトコトン吸収すればいつか自分も文章を書くのがウマくなりますね。
どんな分野も手に入れるには真似っ子が一番だと教えてくれた一冊でした。

読んで損なし!皆できれいな文章書こうぜ!

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