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honeybeeレーベルで有名な株式会社アスガルドが解散

gamebiz.jp

女性向けの作品といえばゲーム以外にもシチュエーションCD、ドラマCD、グッズ、イベントなど様々。
それら一つでも手にとったならば聞いたことくらいはある(はずの)「株式会社アスガルド(※株式会社アエリアの子会社)」が、
2019年1月7日付けの官報で解散公告を掲載、1月4日開催の株式総会での決議により解散したことが判明しました。

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honeybeeの公式サイト


上記記事によると同グループの株式会社アリスマティックに事業を一部承継させる形になるそうですね。
かつて女性向け作品を手がけていたQuinRoseのブランドで有名なアートムーヴは事業停止と判明した途端ガラガラと崩れ去り当時はそれを他人事だと思いながら見届けておりました。
ですから割と老舗ブランドであるアスガルドがこうやって時代の波に消えていくのを見ていると寂しくなりますね。
ただアートムーヴと違ってすぐにどうこう消え去る状態ではないことが救いかなと思いました。

他に気になる点は2点。
1点目は記事によるとアスガルドの2017年12月期債務超過は2億8900万円
これは厳しいな…事業をうまく運営できなかったのも問題ですが、
昨今SNSでも見受けられる安易なソフトや音源の貸し借り、
中古やフリマアプリの使用等の影響で身銭をメーカーにお金を回すという
基本的な行動を失念するユーザーを抱えていたのかもしれませんね。残念です。

2点目は承継先のアリスマティックは、(HPを見る限りでは)今までアスガルドが
培ってきたプラットフォーム(CD、PCゲーム等)を展開しておらず、
ソシャゲに特化していること。
可能性の話ですが今後の作品はすべてソシャゲになったりするのでしょうか?
ソシャゲは当たれば金塊ですが中々当たりませんから大変ですね。

公式の正式アナウンスが出る前は疑心暗鬼になって作品を買い占め・嘆きが見受けられ、TwitterのTLが恐ろしかったです。
本音を言えばこんな切羽詰まった状態ではなく
気になったら買う、または予約して満額売上に貢献
したらもう少しいい形で延命できたかもしれないと思いました。

参考までに、近年の乙女ゲーム界隈の事情を赤裸々に伝えてくれるRejet社長・岩崎さんのお言葉をどうぞ。

1/9追記
…と業界外の人が既出の情報を元にアレコレ予想したところで何も得るものはありません。
アリスマティックの新体制に付き合いたい人は付き合えばいいし意気消沈してしまったのならそれはそれで仕方ないと思います。
オトメイトはいつまで持つのやら…ですね。
乙女ゲームが完全に廃れる前に、新規の趣味を探していた方が気楽かもしれませんね。

1/10さらに追記
いちごさんのブログ記事消えてしまったようなので紹介から外しますね。
企業として考えたら負債はさっさと捨て去るに限りますから今回の解散については致し方なし、というのが私の意見です。

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