朱砂ルートを堪能しきったので感想を投下するよ。ブログ主は朱砂ルートが一番好きですね。好きな理由は以下ネタバレ。
朱砂ルートの何が良かったのかその1 「朱砂が主人公を攻略している感が出ている」
他のルートと比べると朱砂に攻略されている感が出ています。例えば序盤手料理で手懐けたり主人公が故郷に恋しくて仕方がないのを察してくれたり。主人公のためなら職権濫用も厭わない行動力のすごさに感嘆するばかりです。
後半になると主人公が魔女狩りにあいますが、そこを颯爽と助けに来てくれるのは感動しました。他作品で例えると朱砂ルートは間違いなくコドリアのルパンルートですね。あんな感じです
朱砂ルートの何が良かったのかその2「互いが互いを求めている感が出ている」
作中では想い人のことを「魂の半身」と表現しています。作品の設定上のことも考慮すると「魂の半身」は朱砂ルートによく似合う言葉だなと思いました。
玄葉ほどの現実主義者ではないものの主人公ほど神の存在を考慮していない朱砂のくせに「魂の半身」という現実味のない言葉をよくしていたのがとても印象に残ります。言い換えればそれほどまでに主人公にゾッコンだったわけで、案外朱砂って可愛い性格しているのかもしれません(笑)
朱砂ルートの何が良かったのかその3 「話がうまくまとまった感が出ている」
最後の最後に解放されるルートなので話を締めくくる役割を担っているわけです。ガチガチの制限を設けただけあって設定盛り盛りで話を進めるのが面白かったです。古事記に出てくるスサノオとアマテラスの概要を少し知っておくとクスリとくるかもしれません。
作品自体の感想
BADENDとHAPPYENDに対する感じ方の落差が激しいです。CERODなのはBADENDの表現方法が影響していると思います。もちろん微エロも影響していると思いますけれど。塩梅がうまく成り立っていたと思います。
不満という不満はそんなにないのですが、今どっちのフラグが立っているのかという恋愛フラグを確認する画面がなかった点と台詞箇所に出てくる主人公のニコニコしたイラストがちょっとさといさんらしくないなあと思ったくらいで微々たるものです。
個人的にはオトメイトの中で久しぶりの良作だと思いました。まあ毎作やってるわけじゃないので説得力はないけど。プレイして良かったし未プレイの方にオススメしたくなる作品ですね。
以上でオランピアソワレの感想文は終わりです。コロナ自粛で時間があり一気にプレイできて良かったです。次回の乙女ゲーム感想文はハイカラの予定です〜。ではでは。